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壷阪寺 つぼさかでら

西国六番の札所。創建は文武天皇大宝3年(703)法相大徳弁基上人の開基で、正式名称を壷阪山南法華寺といい、長谷寺とともに古くから観音霊場として栄えた名刹です。36堂60余坊の大伽藍も、4回の火災で焼失し、現在の建物は文政10年(1827)に建立されたもの。三重の塔は礼堂と共に、国の重要文化財。
本尊は千手観音で、「日本感霊録」のなかにこの壺阪観音の信仰によって開眼されたという説話があり、これをもとに浄瑠璃「壺坂霊験記」が創作され、一躍有名になりました。
昭和58年に開眼された大観音立像は高さ20m、重さ1,200トンもあり天竺渡来です。また、平成19年には、総高15m(台座含)の天竺渡来大釈迦如来石像が開眼されました。

見どころ

  • 大観音立像

    インドで壷阪寺が行った社会活動に対し、インド政府より感謝の意を表して贈られた石仏で、延べ8万人の日本とインドの石工によって、4年7か月の歳月をかけて彫りあげられました。この壮大なスケールの観音様は、石像としては世界最大級の大きさを誇っています。

  • 観音ご縁日の法話・法要

    毎月18日(2・6・7月除く)11:30~14:30
    参加無料、予約必要

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