奈良大和路の世界遺産

法隆寺地域の仏教建造物(2)

法隆寺地域の仏教建造物

世界最古の木造建築が数多く残る法隆寺地域。7世紀初期に創建された法隆寺は世界最古の木造建築物で知られ、また、法起寺も706年の完成当時の姿を今にとどめる日本最大最古の三重塔を有しています。これらはともに仏教伝来直後の仏教建築物で、日本の宗教建築に深い影響を及ぼしたことや、中国文化を受け入れ、そこから日本独自の様式を確立した代表的な例であることなどが高く評価されています。